大根おろしの上と下で辛さが違う理由とは?効能や簡単アレンジ料理も!

食生活

あなたは大根おろしを料理に使いますか?私は焼き魚に添えるときによく使います。

実は、ある時は甘い大根おろしで、また別の時は辛い大根おろしと味が一定しないので、どうしてだろうと疑問に思っていました。

「大根の個体差かな?」と深く考えていませんでしたが、調べると、そうではありませんでした。

大根の上が甘く、下は辛いので、その作る部位によって大根おろしの味が決まることがわかりました。また、その理由も興味深かったです。

また、上の部分で作った大根おろしは胃腸にやさしく、下の部分で作った大根おろしは抗酸化作用があることもわかりました。

この記事では、大根おろしの上・下それぞれの効能だけでなく、保存方法、アレンジ料理、そしてちょっとした雑学をご紹介します♪

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大根おろしは上が甘い!下は辛い!まん中は万能!

1本の大根は、上・下・まん中と3つの部位に分けることができます。

大根の葉に近い部分が上の部分です。部位によって、大根の味や食感が違います。そのため、大根おろしも作る部位によって味が変わります。

大根の上で作った大根おろしが最も甘く、そこから下に行くほど辛みが増します。

つまり、大根の先端で作った大根おろしが最も辛いです。それぞれの部位について解説してきますね♪

※以降、大根の上で作った大根おろしのことを「上の部分の大根おろし」、大根の下で作った大根おろしのことを「下の部分の大根おろし」と記します。

上の部分の大根おろしは甘い!瑞々しい!胃腸にいい!

3つの部位のうち、大根の上は最も甘さがあります。

また、みずみずしさも1番あるため、サラダや野菜スティックなど、生で食べる料理に向いています。

つまり、甘くてみずみずしい大根おろしがいい場合は、大根の上の部分を使ったらいいということですね♪

上の部分の大根おろしにはタンパク質を分解しやすくするプロテアーゼや消化しやすくするジアスターゼが多く含まれています。

そのため、これらの消化酵素が胃腸の働きを手助けしてくれるので、胃腸にやさしいのです。

ということは、甘い大根おろしをのせた和風ハンバーグは、美味しいだけでなく胃腸にやさしいという、一石二鳥の料理なのですね♪

ちなみに、おろし方をちょっと工夫をすると、もっと口当たりがマイルドになります。

大根を縦に切って断面(図を参照)をおろし金に当てて、繊維に沿って大根をおろします。

また、辛味をできるだけ抑えたい場合は、大根おろしを作ってから少し時間を置いてから食べてください。

辛味成分は揮発性(常温で蒸発しやすい)であるので、加熱せずに常温での放置でOKです♪

それでも大根の辛味が気になるという場合は、15秒ほど電子レンジで加熱をしてみてください。すると、辛味が和らぎますよ♪

これは、イソチオシアネートという辛味成分は熱に弱いという性質を使っています。ぜひお試しください。

下の部分の大根おろしは辛い!繊維質!抗酸化作用有り!

3つの部位のうち、下の部分は最も辛さがあります。また、上の部分と違って瑞々しさはあまりなく、その代わり繊維質なのが特徴です。

つまり、辛い大根おろしがいい場合は、大根の下の部分を使ったらいいということですね♪

下の部分の大根おろしには辛味成分のイソチオシアネートが他の部位よりも多く含まれています。

このイソチオシアネート、実は抗酸化作用やガンの抑制作用があるといわれています。

ということは、辛い大根おろしをのせた和風ハンバーグは、美味しいだけでなく美容や健康にいいという、一石二鳥の料理なのですね♪

ちなみに、おろし方をちょっと工夫をすると、もっと辛味が増した大根おろしが作れます。

大根を横に切って断面(図を参照)をおろし金に当てて、繊維に逆らって大根をおろします。

また、辛味をできるだけ強めで食べたい場合、すりおろしが最も辛いため、食べる直前にすりおろすようにしてくださいね。

辛味成分は揮発性(常温で蒸発しやすい)であるので、加熱してしまうと辛味成分がなくなります。

もしあなたが抗酸化作用やガンの抑制作用を意識して大根おろしを食べるなら、加熱はせずに生のままで食べてくださいね♪

中の部分で作った大根おろしは上と下のまん中の辛さ

上と下に挟まれたまん中は、上と下の大根おろしの辛さを足して2で割ったような辛さです。そのため、万人受けする大根おろしになります。

ただ、大根のまん中は大根の煮付けにしたりおでんにしたりとメイン料理に使いやすい部位です。

そのため、大根おろしに使うというより、メイン料理に使うことの方が多いかもしれませんね。

ズボラさん必見!大根おろしは長期保存可能!

大根おろしを作るとなったら「正直めんどくさい」と思ってしまいませんか?

でも、大根おろしにはとてもいい効能があり、料理にも使い勝手がいいことがわかりましたので、お手軽に使いたいですよね。

調べたところ、冷凍庫で保存すると3〜4週間保存ができることがわかりました!

冷凍方法は、ジップロックなどの保存袋に入れるのもいいし、製氷皿(氷を作る皿)に入れて凍らせるのもいいですね。

「冷凍したら風味が落ちちゃうんじゃない?」と思っちゃいますよね。でも安心してください!

1回冷凍しても大根はあまり風味が落ちることはありません。大根は冬が旬なので、寒さに強いことが原因かもしれませんね。

使う時は必要な分だけ自然解凍をすると風味は落ちにくいです。電子レンジで温めると、どうしても風味が飛んでしまうので注意です。

一方で、冷蔵庫だと1〜2日しか保存できません。これは、すり下ろすことで空気に触れる表面積が広くなり、傷みやすくなるからだと考えられます。

なので、もしあなたが「大根おろし、作るのめんどうだな〜」と思っていましたら、まとめて作って長期保存をしてみてください!

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大根おろしの上と下で辛いと感じる度合が違う理由

大根の上の部分で作った大根おろしは甘く、下の部分で作った大根おろしは辛いことがわかりましたが、1本の大根で辛さが違うのは不思議ですよね。

その理由ですが、調べたところ、大きくなる時に自分自身を守るために先端を辛くしているようです。

どういうことかというと、大根などの根っこは先端部分の細胞がどんどん増えて大きくなります。

つまり、根っこの部分は言うなればできたてホヤホヤの細胞でできています。

そのできたての部分を地中に住む虫が食べようとするので、守るために辛くしていると考えられています。虫も辛いのは苦手なのですね。

その理由で、大根おろしを作ったときに、上の部分よりも下の部分のものの方が辛いです。

また、大根の上の部分は大根の葉に最も近いので、大根の葉から作られたデンプンが届きやすい位置になります。

そのため、大根の上の部分は他の部位よりも甘く感じやすいのです。ちょっとした雑学として使ってみてくださいね♪

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大根おろしの上と下で料理を簡単にアレンジしてみた!

あなたは大根おろしを使った料理で何を思い浮かべますか?

焼き魚に添えたり、ぶっかけうどんに添えたり、和風ハンバーグに添えたりと、色々ありますね♪

しかし、大根おろしはどうしても使う料理が限定的になってしまいがちなのも事実です。

大根おろしを使った料理のレパートリーを増やしてもらえたらと思い、簡単にできるアレンジ料理をご紹介します♪

ちなみに、私は大根おろしの辛さがちょっと苦手なため、作った料理の全てを上の部分の大根おろしを使っています。

あなたがもし作る場合、上でも下でも、お好きな大根おろしを使ってくださいね♪

大根おろしの簡単アレンジ料理
  • みぞれ味噌汁
  • からみ餅
  • 豆腐ステーキ♪大根おろしを添えて
  • 鳥の唐揚げと卵焼き♪大根おろしを添えて

料理が苦手な私でも、簡単にできましたのでおすすめです!

みぞれ味噌汁

作り方はとても簡単です。いつも作っている味噌汁に大根おろしを入れるだけです!

私はカレースプーン1杯入れましたが、大根おろしによっていつもより味噌汁がまろやかになったような気がしました。

ちなみに、写真に写っている具材は大根おろしの他に、長ネギと、おふを入れています。おふは餅ふを使っています。

大根おろしによって味噌汁のバランスが崩れるということはないので、具材はなんでもOKだと思います

私は大阪在住なのですが、味噌汁に大根おろしを入れるという風習がなかったため、この味噌汁を飲んで美味しくてびっくりしました。

もしあなたが私と同じように、味噌汁に大根おろしを入れたことがなかったら、ぜひ入れてみてください!

大根の辛さに抵抗がもしありましたら、上の部分の大根おろしを使うと、マイルドな味付けになるのでおすすめです♪

からみ餅

焼いたお餅、もしくは茹でたお餅に大根おろしと調味料をかけたお餅です。

昭和初期では埼玉県や福島県のあたりの地域で定番メニューだったそうです。

からみ餅の材料
  • 切り餅 1つ
  • 大根おろし カレースプーン1さじ
  • 削り節 1振り
  • 醤油 適量
  • 七味唐辛子 適量

今回、私は粉末状の削り節を使いましたが、たこ焼きにのせるようなふわふわのかつおぶしもOKです。

また、醤油の代わりにポン酢や麺つゆも美味しいですよ♪

お餅は見た目によらずお腹に重たいのですが、大根おろしのおかげなのか、食べた後も重たい感じはありませんでした。

おそらく、胃腸の消化を助ける働きが作用しているのだと思います。

おやつだけでなく、お正月のお餅のレパートリーの1つに加えてみてください。

豆腐ステーキ♪大根おろしを添えて

木綿豆腐を使ったステーキです。材料は下のようになります。

豆腐ステーキの材料(1人分)
  • 木綿豆腐 1丁
  • 薄力粉 大さじ3くらい
  • ごま油 フライパンの底を覆うくらい
  • 濃口醤油 大さじ1
  • 料理酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 大根おろし 好きなだけ

フライパンでひっくり返す動作をするため、豆腐は絹豆腐ではなく木綿豆腐をおすすめします。

また、薄力粉の代わりに片栗粉を使ってもOKです。トッピングに刻みネギやかつおぶしをつけるとより美味しいと思います♪

それでは作り方です。所要時間は15分くらいと予想よりも短かったです。

作り方
  1. 豆腐を4等分に切って、表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭いておく
  2. 薄力粉を1. の豆腐にまぶす
  3. フライパンにごま油を入れて温めた後、2. を入れて中火でキツネ色になるまでじっくり焼く
  4. キツネ色になったらひっくり返し、同じようにじっくりと焼く
  5. しっかり焼けたら、濃口醤油、料理酒、みりんを入れてなじむまで火を入れ、できたらお皿に盛り付ける
  6. 大根おろしを盛り付けて出来上がり!

豆腐に薄力粉をまぶすことで味つけしやすくなります。ちょっとここだけ面倒かもしれませんが、やってみてください♪

鳥の唐揚げと卵焼き♪大根おろしを添えて

もしかしたら定番かもしれませんが、卵焼きや鳥の唐揚げのお供として大根おろしをチョイスするのもいいですよね♪

子どもの頃は、大根おろしとの組み合わせが苦手だったのですが、大人になってその美味しさがわかるようになりました。

大根おろしによる味変にもなるので、食べていて飽きがこないです♪ついつい食べ過ぎてしまいます。

ちなみに、この鳥の唐揚げと卵焼きは近くのドンキホーテのお惣菜です。大根おろしを添えただけで、お惣菜がちょっと豪華に見えますよね♪

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まとめ

  • 大根おろしは上の部分で作ったのは甘く、下の部分で作ったのは辛い
  • 大根の上の部分で作った大根おろしは胃腸にやさしく、下の部分で作った大根おろしは抗酸化作用とガン抑制作用がある
  • 大根おろしは、冷凍庫で保存すると3〜4週間保存ができる一方で、冷蔵庫だと1〜2日しか保存できない
  • 大根の下の部分がより辛い理由は、生長過程で地中にいる虫に食べられないようにするためである
  • 大根の上の部分がより甘い理由は、生長過程で大根の葉からのデンプンが最も届きやすいからである
  • 大根おろしは料理の横に添えるだけではなく、みぞれ味噌汁やからみ餅などアレンジ料理でメインになれる

大根は部位によって甘かったり辛かったりするので、料理に使う部位を変えると味や食感が変わります。

大根おろしも味に変化があるだけでなく、体にもいいと一石二鳥です。あなたも大根おろしを使って一品作ってみませんか?

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